どうしても必要かと言われればそうでもない気がしますが、暇だし興味があったので小物撮影用のボックスを自作してみました。久しぶりに工作っぽいことした気がする。材料買うのとか含めなければ小一時間で作れます。
ちなみに1000円で作る撮影ボックスを参考に、というかほぼそのまま作りました。ただ寸法とか考えず適当に材料を買ってきたので、材料に合わせたサイズで作りました。結果としてはもう少し大きいサイズの方が良かったような気もするので、やはり寸法を決めてから材料を買いに行った方がいいものが作れそうです。
完成品はこんな感じになります。
材料
材料はこれだけです。
- 養生パネル(プラスチックダンボール)
- 画用紙(ケント紙)
- 定規
- カッター
- 透明のテープ
定規とカッターも含めてしまいましたが、実質材料は3つだけです。全て近所のホームセンター(コーナン)で揃えました。養生パネルが300円、画用紙が100円、テープが100円くらいだったので材料費は約500円に収まりました。
その他に、カッターで切るときに下に敷くダンボールや新聞紙なんかもあった方がいいでしょう。
養生パネルというのは、プラスチックダンボールとほぼ同じものです。売り場で「プラダン」の名称の商品は色付きのものしかなかったので、こちらの養生パネルを選びました。白で、かつ半透明のものがいいです。白でも光を通さないものもあるのでご注意を。
多分同じものがAmazonにもありました。
養生パネルは実は折りたたまれていて、開くと半透明に近くなります。持ち帰るために折り目のついたものを買ってしまったのですが、この折り目のせいで結構サイズが制限されたので、やはり先に寸法を決めてそれにあった材料を買ったほうがいいです。
作り方
先に完成品を見てしまいましょう。
7枚の板が必要になります。そのうち3枚で
このようなパーツを作りますが、これが2セット必要です。
パーツを2つ並べるとこんな感じになります。ここに
こんな感じで画用紙を垂らして、
上の天井板を乗っけて出来上がりです。
ということで、背景に垂らす画用紙(ケント紙)に合わせて、養生パネル(プラダン)を切っていかなければなりません。私が買った画用紙は横幅が38cmだったのでそれに合わせて作りました。画用紙の後ろに隠れる背景板はそれぞれ19cmずつになりますね。
カッターと定規で切っていきます。下にダンボール等を敷くの忘れずに。
最終的にこの7枚の板を切り分けました。参考までにそれぞれのサイズは、背景板(19×37)、側板(25×37)、前板(5×37)、天井板(25×38)となっています。
このうち、背景板、側板、前板を貼り付けて下のようなパーツを作ります。
光を通すために透明のテープを使いましょう。また、ビニールテープなど柔らかいものがいいです。私は梱包用のテープで貼ってしまったのですが、パリッとしていてつなぎ目を曲げても真っ直ぐに戻りがちなので間違えたなと思いました。
あと、立てて曲げる時のために板と板のつなぎ目に空間を空けておきましょう。
このパーツを2つ作ってしまえば作業は完了です。組み立てれば出来上がり。
組み立てたボックスを裏から見るとこんな感じになります。ぴょんと出ているのは背景の画用紙のうち引っ掛けるためにおった部分です。ここに重しとしてダンボールでも貼り付ければ、より安定します。
ボックスを使って撮ってみた写真
照明として小さめのライトなどを用意すれば、ボックスは半透明なので好きな位置から光を当てて写真を撮れます。今回はライトがないので普通に部屋の蛍光灯照明下で撮りました。スマホ(huawei p9)のカメラを使っています。
スマトラ島沖地震のチャリティーで作られたトランプ。
ヘアワックス。
ブレスレット。
先代のスマホ。
無駄なものが背景に写りこまず、非常に見やすい写真が撮れます。メルカリやヤフオクの出品にはもちろん、ブログ用にも良い写真が撮れそうです。
ただボックスが小さめなのでかなり寄りで撮らないといけないのが少しだけ残念なところ。もしかしたらもうちょい大きめのを作るかも。
たたんでしまえる
使わないときは、平らにしてしまっておけるのがこの構造の良いところ。
バラしてもちょっとサイズは大きいですが、平面なのでどこかに立てかけておけばあまり邪魔になりません。
まとめ
以上、安く作れる撮影ボックスのご紹介でした。
多少手間はかかりますが、それなりに使えるものになったので満足です。これでバンバン写真を撮って、メルカリで売りまくるぞ()