【個人向け】ディープラーニング用GPU・PCのおすすめ5選 | 深層学習・機械学習

最近流行りのAIブーム。言葉が一人歩きして玉石混合の情報が入り乱れていますが、実際に、画像認識やそれを利用した自動運転、また高精度の翻訳処理やボードゲームで人間に勝利するなど、本当に魔法のような技術が徐々に実用化されてきています。

そして、それらを一気に可能にしたのが「ディープラーニング」と呼ばれる技術です。ディープラーニングは日本語に訳すと「深層学習」と呼ばれる技術で、シンプルな原理と膨大な計算処理を可能にするハードの進化によって様々な分野で一気にブレークスルーを起こしました。

、、、と、これくらいのことはこの記事にたどり着いた皆さんはご存知のことでしょう。この記事では、そんな夢のある技術を実際に自分で触りたい!実装してみたい!という方に向けて、ディープラーニング処理に必須のGPUの比較、またそれらを搭載したおすすめPCについてまとめました。

ディープラーニングにはGPUが必須?

ディープラーニング開発をしたいのなら、GPUはほぼ必須です。

ニューラルネットワークやGPUの種類にもよりますが、普通のCPUのみを使用して学習した場合と比べ、GPUを使った学習ではスピードに数倍~数百倍(!)もの差が出ます。

ディープラーニングの計算量は本当に膨大で、数日間マシンを訓練しっぱなしにすることはザラ、企業の開発では何十台ものGPUを繋げて数週間〜ヶ月もの間計算することもあります。

流石に個人でそこまで大規模な開発はしないかもしれませんが、CPUのみではほとんど太刀打ちできない思っていいでしょう。

:参考記事

 

クラウドを利用する
手元にGPUがない場合、AWSやGCPなどの、クラウドサーバー上のGPUインスタンスを使って学習を回す方法も存在します。この場合、1時間に数百円といった単位で課金される仕組みになっています。ただし、最低限のクラウドやサーバーの知識が必要になってきます。手元にGPU搭載マシンがない場合、最初はこういったクラウド上で試してみるのも一つの手かもしれません。

 

個人開発用ディープラーニング向きGPUの比較

さて、そこで問題になってくるのが、どのGPUを使えばいいのか?

GPUの種類はそこまで多いわけではなく、個人〜小規模な開発で使われるものはだいたい数種類に絞られています。

NVIDIA社製一択の状況

GPUを作っている企業はいくつか存在しますが、ディープラーニング用の製品としては現在のところNVIDIA製のもの一択の状況になっています。

これは、ディープラーニング用フレームーワークのほとんどが現在のところNVIDIA製のソフトウェアなしに動かせないためです。

さらにその中でも、数万円のものから企業が開発で使う数十万するものまで、幅広い商品展開がなされています。

 

個人開発ならGeForce GTXシリーズ

NVIDIA社製のGPUは様々なモデルが販売されており、使用用途や開発のレベルによって最適なものを選びます。

ディープラーニングは計算量が要であり、スペックを追い求めればキリがありません。例えば企業の開発などではTeslaというモデルが使われたりしますが、50万円~するような高価なものです。

そんなラインナップの中、現実的に個人開発で使われるのはGeForce GTXシリーズになってくるでしょう。GTXシリーズはGPU単体での価格が数万~10万円程度に収まり、それらが搭載されたデスクトップPCも10万円代から見つけられます。

上の画像は、GTXシリーズの主要モデルをディープラーニングで使用する場合の、コストパフォーマンスを表したグラフです。

GPUの性能自体は、右から左のモデルにつれて高くなっていきます。一方、棒グラフが低いほどコストパフォーマンスの良さを表すため、モデルの高さとコスパの良さは比例していないことがわかりますね。

 

ディープラーニングにおすすめのパソコン3選

趣味でディープラーニングを試したい。手頃かつコスパ抜群のGTX1060搭載

ガレリア XT

まずは趣味感覚でディープラーニングを試してみたい、という方向け。搭載されているGTX1060は、手頃ながら十分なスペックを誇るコスパの良いGPUで、個人開発などで幅広く使われています。

尚その他スペックにおいても、CPUはintel core i7-8700メモリは8GBストレージは500GBのSSD&1TBのHDDで高性能な構成です。ディープラーニングにおいては、一度に展開できるデータ量を決める上でメモリの容量も大きな役割をしめるため、8GB→16GBにカスタマイズするのがおすすめです。

 

より高性能、早い学習を目指すなら

ガレリア ZZ

こちらは、上と同じガリレアシリーズの高スペックver。GPUはGTXシリーズの中でも最高峰のGTX1080tiを搭載したモデルです。

ここまでくると、個人開発ではかなりガチな部類に入るでしょう。企業や大学の研究開発でも十分に使えるレベルだと思います。

もちろんその他もハイスペックで、メモリも最初から16GBカスタマイズです。全体スペックとして、そのままでも十分実用に耐えられるレベルと言えるでしょう。

 

ノートPCでディープラーニングしたい!なら

ガレリア GCF1060CF

個人的には、ディープラーニングに使うPCは結構なハイスペックが要求されるため、コスパが良く後からのカスタマイズもしやすいデスクトップPCがおすすめです。

とはいえ、デスクトップはスペースだけでもかなり取るし、その他普段使用にも使いやすいノートPCで試してみたい、という方も多いはず。

全体スペックを考慮した上でのコストパフォーマンスはデスクトップと比べると少し落ちますが、ノートPCでも十分ディープラーニングの学習を行えるものが最近はちゃんと見つかります。

上はその中の一つ。GTX 1060tiが搭載されていてディープラーニングも行えますし、その他ソフトの使用などでは十分すぎるほどのスペックと言えるでしょう。

 

最後におすすめ本

この記事にたどり着かれる方は、すでにそれなりの素養がある方が多いと思いますが、まだ興味を持ったばかりで一からディープラーニングについて勉強したい、という方には以下二冊がおすすめです。

有名すぎるくらいの二冊ですが。