【レベル別】詰碁本のおすすめ12選【囲碁が強くなるための勉強法】

囲碁が強くなりたい。

皆さんはどんな勉強をしていますか?

実戦、棋譜並べ、観戦、碁書を読むなど様々な勉強法がありますが、今回はその中でももっともオーソドックスな「詰碁」に焦点を当てて、おすすめの詰碁集を紹介していきたいと思います。

どれも私が実際に読んでみてよかった本なので、ぜひ参考にしてみてください。

詰碁は囲碁の勉強として効果的か?

はっきり言います。

とても効果的」です。

囲碁の強さを測る上で根底になってくるのが、やはり「ヨミ」の力です。もちろん、経験や知識、感覚などの部分もとても重要ですが、それらも全て根底に「ヨミ」がある上での力です。

詰碁を解く過程で、自分の着手と相手の着手を何通りも考えることはヨミを鍛える有効なトレーニングになります。

また詰碁を自力で解くことができなくても、答えを確認しながら多くの問題に触れることで、よく出現する「」や「急所」といったものが蓄積されて感覚も良くなっていきます。

つまり、詰碁に取り組むことでヨミ以外の要素も鍛えられていくのです。

 

効果的な詰碁本の使い方

詰碁本の読み方は人によってそれぞれいい方法があると思うので自分にあったやり方を見つけて欲しいですが、ここでは自分なりのとき方を書いてみます。

まず、詰碁は基本的に頭の中で解こうとします。理由としては単純にいちいち盤に並べるのがめんどくさいというのと、脳内で考えたほうがヨミが鍛えられると思うからです。

そして、ある程度考えても絶対と思える正解が見つからない時は答えを見てしまいます。

本当は限界までウンウン考えたほうがいいのかもしれませんが、なかなかそこまで追い込むことができないので笑

 

プロ棋士の芝野龍之介初段(2017年10月現在)も本のコラムの中で、「ちょっと考えてわからなければ、すぐに答えを見て手順を覚えていた」と書かれているのでこれくらいの取り組み方でも十分効果はあるんじゃないかと思います。

 

そして、特に初心者や級位者の方はまだ基礎的な囲碁の形や感覚が身についていない場合が多いので、少し考えてすぐ答えを見るやり方が特に効果的です(実戦によく登場するような問題だとなおよし)。一つの問題にウンウン考えるのは、高段者になってからでも十分です。

 

それでは、レベル別におすすめの詰碁集をご紹介していきます。

初級者〜向け

ひと目の詰碁

趙治勲先生監修の初心者向け詰碁集。囲碁の本としては珍しく、2003年の出版から未だに版を重ねているベストセラーです。

難しい問題を時間をかけて解くより簡単な問題を数多く解くことが、級位者にとっては上達の早道」というコンセプトのもと、易しい問題が大量に掲載されています。

それほど難しくないので、スイスイ進められてストレスが少ないのがいいところ。詰碁本は1冊やりきる前に挫折してしまうことが多いのですが(僕もそう笑)、この本は「易しい問題を繰り返し解く」ことに重きを置いているので挫折しにくいんです。

解けない問題は答えを見てしまって、何度も繰り返せばいい、と明言されているので初心者も臆すことなく挑戦してみましょう。

1冊やりきる頃には、囲碁の「基礎力」がぐっと高まっているはずです。

間違いなくおすすめできる一冊。

 

世界一やさしい手筋と詰碁 スラスラ解ける318題

こちらも、非常にやさしいレベルの詰碁と手筋をまとめた本。上の「ひと目の詰碁」に近い作りになっています。

詰碁だけでなく手筋も扱われているので、本当に初心者の方が囲碁の総合力をあげる上でとても良い本。囲碁のルールを覚えて間もない方の最初の一冊としてもおすすめできる本です。これがスイスイ解けるようになったら、「ひと目の詰碁」に進むのも良いでしょう。

 

中級者〜有段者向け

初段になれる詰碁ー級位者の夢がかなう

級位者の上位~初段あたりを対象とした、オーソドックスな詰碁集。

テーマ別、パターン別に分かれて問題がまとめられています。

基本的な筋を中心としていて、クセがなくおすすめです。この本の問題が全てスイスイ解けるくらいになれば、初段に近い棋力かも知れません。

「はじめての詰碁」「やさしい詰碁」は姉妹編で、「はじめて」→「やさしい」→「初段になれる」とレベルが上がっていきます。それぞれおすすめなので、棋力に合わせて選ぶと良いでしょう。

 

 

筋が良くなる基礎詰碁200

レベル1〜レベル5まで難易度別の構成でまとめられた詰碁本です。

ざっくり分けると、レベル1〜3あたりまでは中級者向け、レベル4と5はやや有段に近く程度のレベルの問題が収録されています。

難解な詰碁の作者としても定評のある郭 求真六段の詰碁集なだけあって、級位者向けながらも工夫された問題も見られる面白い本です。

着実にレベルアップに役立つはず。

 

読みが楽しく、強くなる 実戦詰碁

わかりやすく内容が濃い本に定評がある、三村先生の詰碁集。「読み」を鍛えることをテーマに様々な問題が収められています。

詰碁と銘打ってはいますが、なかにはシチョウやゲタなどの手筋問題も含まれ、バラエティーに富んだ飽きない構成になっています。

上級者〜有段者向けのよくまとまった問題集です。

 

出る順で学ぶ 実戦死活

強烈な攻めで数々のタイトルも獲得してきた山下敬吾九段による、非常に実践的な詰碁集です。

タイトルの通り、よく実戦でも登場する死活問題が出る順でまとめられていて、ヨミの力を鍛えるだけでなく即効性のある本です。

僕自身も一応高段者の部類だと思うんですが意外とはっきりわかっていない形なども入っていて、復習と再発見にちょうど良い本でした。

着実に実力アップにつながるであろう良本です。

 

高段者〜向け

読みの力が10倍になる 至高の詰碁 〜上達のための厳選219題〜

有段者ならなんとか取り組めるかなというCランク、高段者向けのBランク、そして県代表レベルの問題も含まれるAランクの三段階に分けて構成された詰碁集です。

全体的にレベルが高く、特にAランクの問題はかなりの力作揃いです。腕に自信のある方、そして詰碁好きの方には歯ごたえのある面白い本でしょう。

一冊やりきるだけでも相当読みが鍛えられるであろう一冊。

 

姉妹編の「達人の詰碁」「極みの詰碁」もそれぞれ同レベルの高度な問題集で、詰碁に飢えた高段者におすすめです笑

 

 

超高段者〜向け

洪道場秘伝問題集

現在出版されている詰碁本の中でも、トップクラスに難しいのではないかという一冊。今をときめく一力遼七段や藤沢里菜女流名人を輩出した名門、洪道場の門下生による問題が収められた詰碁集です。

まあとにかく難しい笑 それでも、初見で解けない人に向けて解説の途中図で改めて問題が出題されるなど工夫された作りになっており、また門下生のコラムも面白くて良い本だと思います。

全てやりきるのは相当な実力(県代表クラス?)が必要かと思いますが、たまに思い出してはちらほら解こうとしてみるくらいでも楽しめる一冊でしょう。

 

まとめ

以上、今現在新品で買うことのできる詰碁本をまとめてみました。

どれも本当におすすめなので、自分に合ったものを見つけてぜひ取り組んでみてください。

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