【囲碁本】今まで読んできたおすすめ棋書全レビュー

この記事では、現在東洋七段程度の私がこれまで読んできた囲碁本・棋書を

  • 序盤
  • 中盤
  • 終盤
  • 死活・手筋
  • 棋譜集
  • その他

とざっくりカテゴリ分けしてまとめています。

そこそこの数になると思うので、少しずつ更新していきます。一度読んだよ!って人もまた来たら新しい本が追加されてるかもしれないので良かったらちょこちょこ来てみてくださいな。

各本ごとに推奨棋力オススメ度も掲載しているので、自分にあった本を選ぶときの参考にしていただければ。と言ってもあくまで目安なんで、推奨棋力:高段者ってかいてある本を級位者が読んでも何かしら得るところはあると思うし、逆もまた然りです。

手っ取り早く「オススメ度:★★★」の本だけ教えてくれ! って人は、キーボードの「 Ctrl + F 」(Macの人は command + F)を押して検索窓を表示、そこに「★★★」をコピペして検索してみください。

ではいきましょう。

目次

序盤

新・呉清源道場 究極の一手は簡明な一手

めちゃくちゃオススメしたい本の一つ。ある程度のレベル(高段者)に達して、壁にぶつかった時に読んでほしい本です。

呉清源の簡明でわかりやすい布石の考え方が解説されていて、「囲碁ってこんなにわかりやすく優勢にできるのか」と目から鱗の連続でした。

最近話題のAI囲碁ではカタツキがよく見られますが、呉清源先生は小目の小ゲイマジマリなどに対してもカタツキを推奨していて、ずっと昔から囲碁の未来を見通していたように感じられる着想も多かったです。

強くなるにつれて生まれてくる碁に対してのこりかたまった考え方を一度解きほぐしてくれるような一冊。

推奨棋力:有段者〜
オススメ度:★★★

 

至高の決断

序盤の一局面を取り上げて、井山・山下・依田先生がそれぞれ示した次の一手を比較、まとめた良著。

あまり見ない試みなので面白かったですね。ほとんど意見が一致する局面もあればそれぞれ結構違った見解を示す局面もあって、その違いの判断ができる人は相当なレベルだと思われます。

推奨棋力:有段者〜
オススメ度:★★☆

 

強くなる打碁 大竹英雄の序盤感覚

大竹英雄先生の打碁集です。

厳選された17局が、大竹九段自らの解説付きで掲載されています。字が大きくて、かつ棋譜が細かく分かれているのでめちゃくちゃ並べやすい。というか、並べずに読んでいるだけでも十分進行が追える構成になっています。

大竹先生の碁はなんていうか、とっても自然で美しい。どんな棋力の人にとってもお手本になるような碁が多い気がします。

解説も丁寧で、”プロ棋士の感覚”的なものを少しだけ感じられるのもこの本のいいところ。こういう部分は、ただ変化図を追うだけの本では得ることができませんからね。

「棋譜並べしたいんだけど、誰のどの本から始めればいい?」という人に真っ先におすすめしたい一冊であります。

推奨棋力:全部
オススメ度:★★★

 

主に、中国流布石の攻防

”主に”中国流布石の攻防、というなんだかなよっとしたタイトルの本ですが、中身はしっかりしています。

中国流布石に限らず、近年世界で流行した布石・定石の解説書。

この本のいいところは、一つの型を解説した章末に類型の形が出現したプロの実戦譜が結構な数まとめられているところです。

読んで学んだばかりの形を、今度は碁盤に並べながら復習できます。

これ、地味だけど相当手の込んだ構成で真面目に書かれた本なんだろうと思います。

推奨棋力:有段者〜
オススメ度:★★★

 

初段の壁を打ち破れ

上の本と同じ構成になっていて、一つの型の解説の後に実戦譜がまとめられています。

初段の壁を打ち破れ、というタイトル通り若干レベルは落ちますが、級位者はもちろんの事有段者が読んでも得るところは多そうです。

推奨棋力:全棋力
オススメ度:★★☆

 

スモール中国流布石 徹底ガイド

スモール中国流関連の変化をまとめた布石書。スモール中国流というのは、中国流の黒番3手目を一路下にずらした布石のことです。

今読み返しても嬉しいのは、最近一番というくらいよく見るミニスモール中国流についても解説されていること。まだまだ発展途上でこの本に載っていない変化も多いですが、それでも基本的なポイントは押さえられると思います。

推奨棋力:全棋力
オススメ度:★★☆

 

「星と小ゲイマ」集中講義 〜逆からツメる新発想の布石〜

いわゆる黒番の星と小ゲイマの変化について書かれた布石書。個人的にはあまり好みじゃないので打つことが少ないですが、なかなか有力な戦略であることは間違いなさそうです。

推奨棋力:全棋力
オススメ度:★☆☆

 

囲碁の戦術(序盤編・序中盤編・中盤編)

シリーズ物を、3冊まとめてご紹介。

序盤・中盤について包括的にまとめられた棋書で、序盤編ではよく見られる布石がざっと一通り、中盤編ではプロや古今の名人の棋譜から中盤の打ち進め方を解説しています。

まず序盤編のいいところは、満遍なくいろいろな布石が解説されていること。三連星・中国流・小林流など王道をはじめとして、ちょっと変則的な布石なども解説されており、読めば一般的な布石の大体のポイントが抑えられるでしょう。

そして、中盤編も秀逸。プロや名人の棋譜を見ながら考え方を学んでいける構成になっているのですが、日本の昭和棋士や江戸時代の本因坊らの碁が多く題材になっており、囲碁好きにはたまらない内容になっています。

印象に残っているのは、中盤編で何度か取り上げられている幻庵因硯の打碁。因硯というと秀策に「耳赤の一局」で敗れた噛ませ犬的イメージが強いですが、その棋風は碁盤全体を使ったスケールの大きなもので、一気にファンになりました。

推奨棋力:全棋力
オススメ度:★★☆

 

新手/新型 定石の解析

ちょっとマニアックなくらレベルの高い、布石・定石の本。今年の3月に発売されたばかりで、ここ数年で進化した序盤の変化について韓国国家代表チームの研究が惜しみなく解説されてます。

まあプロの世界では今もものすごいスピードで研究が進んでるんでしょうが、それでもかなり新しい内容だと思います。相当な棋力の人でも、1つは見たことない変化が載ってるはず。刺激が欲しい高段者にオススメです。

推奨棋力:高段者以上
オススメ度:★★☆

 

アマの知らない とっておきの裏定石 ―今すぐ使える基本定石の裏変化30選

たしかに普通のアマは知らないような、ここ最近の流行定石、序盤の変化が取り上げられています。

「この一手で白はまさに奈落の底へ!」

のようなやたらテンションの高い解説が面白くて、小松先生てこんなキャラだったっけ?とニヤニヤしながら読めます。

推奨棋力:有段者〜
オススメ度:★☆☆

 

シマリの急所 小目の一間、大ゲイマジマリ編

小目の一間ジマリ、大ゲイマジマリに関する変化に的を絞った棋書。一間ジマリと大ゲイマジマリの性質に始まり、周りの配石や状況に応じてどのように手をつけていくべきなのか、またその場合の正しい応手や相手の悪手の咎め方が詳しく解説されています。

この狭いテーマに絞りながら、内容は濃くてページ数も多いです。囲碁の変化の膨大さが感じられるでしょう。

推奨棋力:有段者〜
オススメ度:★★☆

 

布石のなかの定石

2016年12月出版の、最新棋書。

まさに最先端の近年流行した布石・定石変化と、その根底にある考え方について解説されています。

上に挙げた「主に、中国流布石の攻防」と同じ構成になっており、変化の解説後にその変化が現れる実戦譜がずらりと並びます。

その数なんと176局!高段者にはたまらない布石本です。

推奨棋力:高段者〜
オススメ度:★★☆

 

中盤

碁の戦術

これめっちゃいい本!
Amazonのレビューでは「他の棋書とは一線を画す」なんて書かれてたりしますが、その言葉は決して誇張ではないと思います。

表紙に書かれているように「アマの知らない21の秘策」が語られているわけですが、それらはどんな碁・どんな局面でも共通して生きてくるような根幹的な内容なんです。

アマ強者からアマトップクラスへ、さらにプロへと続く道の中で、碁の考え方はどう広がっていくのか。この本がその分岐点になる可能性は十分にあります。

ちなみに個人的な感想を言うと、46ページからの秀栄の芸と、275ページの坂田栄男の手筋には感動しました。

ただ、すでにほぼ中古品でしか手に入らなくなっているのが残念。私は少し前に店頭で運良く購入できましたが、今はなかなか見つけるのが難しいようです。より上に行きたい高段者の方は、中古品でも在庫があるうちに購入するべき!

推奨棋力:有段者〜
オススメ度:★★★

 

碁は戦略 知らずに打てない19の秘法

一つ上に挙げた「碁の戦術」の姉妹書のような位置付けの棋書。「碁の戦術」と同じく、様々な局面に応用できるような碁の根幹に関する考え方がまとめられています。

「碁の戦術」にビビっときた方は是非こちらも読むべし。というか買わずにはいられないんじゃないでしょうかw

推奨棋力:全棋力
オススメ度:★★☆

 

中盤の構想力

主に2014年〜2015年の世界大会で打たれた対局を素材として、中盤の構想の立て方・打ち進め方が解説されてます。

レベルはかなり高いと思う。でもだからこそ面白くて、「プロはこんな先のことまで考えてるのか」とか「そことそこを絡めていくのか!」とか新しい発見があるはず。

もちろん考え方は局面によって全然変わるし、読んだことがそのまま対局に生かせるかというとなかなかそうもいかないんだけど、こういう本も読んだりして地道に知識を積み上げていくことで少しずつ棋力は上がっていくと思うんだよね。

推奨棋力:高段者
オススメ度:★★☆

 

正々堂々 高尾の力学

先日高尾先生が10年ぶりに名人を獲りましたが、その10年前に出版されたのが本作。私はわけあって高尾先生のサイン入りを持っています。いいでしょ、うへへ。

力をためる、力を出す、わかりやすく打つ、とそれぞれ章が分かれ、高尾先生の持ち味を味わえるなっていると思います。

推奨棋力:全棋力
オススメ度:★★☆

 

一撃三変 覚のサバキ

上記高尾先生の本と同じシリーズの、小林覚先生が「サバキ」をテーマに解説している本。

小林覚先生はNHK杯なんかでの解説がめちゃくちゃよくて、見た目や声もダンディでかっこいいので好きな棋士の一人です。

この本で語られているサバキの考え方は結構レベル高め。テーマ図を見て正解を当てるのは容易ではないと思いますが、それでも読むだけで考え方の幅が広がると思います。

推奨棋力:有段者〜
オススメ度:★★★

 

片岡聡 サバキのテクニック

だいーぶ昔の本で、おそらく小学生の頃に買った覚えがあるんですけど、今引っ張り出して読み返してみたらなかなかいい本でした。

かなり汎用性高そうです。「サバキのテクニック」っていう題名ですが、サバキに限らず中盤戦の様々なポイントが語られてる感じ。

レイアウト?っていうかページの構成とかも見やすくていい感じ。まだAmazonで新品でも買えるみたいなんで、是非おすすめしたいです。

推奨棋力:全棋力
オススメ度:★★★

 

張栩の実戦に学ぶコウの考え方 全27局徹底解説

最近また調子を取り戻してきている張栩さん。

その張栩さんが、全盛期の実戦譜を題材に「コウ」に的を絞って書かれたのがこの本です。

全27局、コウが勝負の行方を左右した局面がテーマ図として取り上げられ、その考え方や変化図が解説される構成になっています。

レベルとしては結構高度です。解説を読めば楽しめますが、自分でその変化図を読み切るのはまあほぼ無理でしょう。

なかなか面白かったですが、欲を言えばコウに的を絞らず張栩さんが実戦譜を解説する本が読んでみたい。

推奨棋力:高段者
オススメ度:★☆☆

 

終盤

基礎からのヨセと計算 ~数え方から大ヨセまで~

「コンピュータ」の異名を持つ石田義夫先生による、ヨセの基本書。

最初の一冊に最適で、基礎的な部分から丁寧に解説されています。

さらに最終章はよく現れる局面の一手一手が大まかに何目かを示した目数一覧表になっていて、知識として基本的なヨセの大きさをインプットできるようになっています。

推奨棋力:全棋力
オススメ度:★★☆

 

ヨセ・絶対計算 完全版 ~あなたは「一目」を理解していますか?~

こちらは王銘琬先生によるヨセの本。

様々なヨセ一手一手の価値の計算方法、時の数え方、”当確”(勝利確定)を判断する方法とタイミングなど、かなり深い部分まで理論を中心に解説。

読み切るのは結構エネルギーがいりますが、ちゃんと理解できれば終盤戦の見方が全く違って見えてくるでしょう。

推奨棋力:有段者〜
オススメ度:★★☆

 

やさしいヨセの練習帳

題名通りヨセを題材にしていて、第1部「ヨセの総論」では出入り計算や一手の価値などヨセの基本的な考え方、第2部「実地演習」では13路盤を題材とした実戦的な問題が24題、収録されています。

題名に「やさしい」と入ってるんだけど・・・実際全然優しくないですw むしろ高段者向けといっても違和感ないくらい。

13路の演習問題が素晴らしい出来で、なかなか知らないセの手筋や手順が効果的に学べる上、理論の理解を深めるにのももってこい。

正直私自身もこの本の内容はまだまだ身についてないんですが、思い出したようにページを開いては訓練しています。

推奨棋力:有段者〜高段者
オススメ度:★★★

 

死活・手筋

洪道場秘伝問題集

一力七段や藤沢女流本因坊など、今をときめく若手棋士を多数輩出する洪道場。そんな洪道場の棋士たちが練り上げた詰碁集です。

この本に載ってる詰碁、マジでむずい。今ちょっとアマゾンの紹介ページ見たら、

Cランクは全70問。
級位者や初段レベルの方でもヒントなしで解ける問題から、高段者の方でもあっと驚くような筋が出てくる問題を収録しています。

とか書いてあったんですけど、おいおいおいと。いや待てと。級位者が解ける問題なんてありますかね!?一応東洋囲碁七段の私でも解けない問題ばっかなんですけどーー。(私が詰碁苦手なだけかもしんないっす)

とりあえず骨のある詰碁集です。

推奨棋力:高段者〜
オススメ度:★☆☆

 

奇妙な死活

その名の通り奇妙な死活問題ばかりを集めた本。本気で解こうとすると相当骨が折れる難問ばかりですが、こういう作品は眺めてるだけでも十分楽しいです。最後の方は碁盤全体を使った壮大な作品もあったりする。

いい本なんだけど、もうなかなか手に入らないのかな。

推奨棋力:全部(ガチで解くなら超高段者)
オススメ度:★★☆

 

棋譜集

碁神道策

言わずもがな史上最強の呼び声も高い本因坊道策の、残存する棋譜を全て収録した決定版。

A4版の大きさで装丁もしっかりしてて、まさにこれ!って感じ。

お値段もなかなかだけど、やっぱり碁打ちなら一冊持っておきたい感あるよね。

推奨棋力:全棋力
オススメ度:★★☆

 

李昌鎬 ~世界戦史上最多優勝18の軌跡~: 囲碁 神算の譜

韓国のレジェンド・イチャンホ九段の打碁24局が徹底的に解説された棋譜集。

とにかく一局一局の解説がめちゃくちゃ細かくて丁寧です。その分変化図も入れて並べ切るのはかなり骨の折れる作業かもしれませんが、地道にやりきれば必ず実力がつくでしょう。

李昌鎬自身の解説も多く入っており、そのヨミの深さ・精度や、彼の最大の強みとも言える形勢判断・ヨセの見通しには本当に驚かされます。まあ次元が違う。

推奨棋力:全棋力
オススメ度:★★☆

 

世界戦囲碁年鑑 2015

主に2014年の国際棋戦を集めた囲碁年鑑。毎年出てるのかと思ったら、どうも2015だけみたいですね。あんま売れなかったのかな。

中韓の最近の棋譜が見れる本はあまりないのでできれば今年も出版して欲しかったんだけどな・・・。2015版も全然並べきってないけど。

推奨棋力:有段者〜
オススメ度:★☆☆

 

依田流 並べるだけで強くなる古碁名局集

依田先生が選ぶ古碁の名局集。道策・秀和・秀策・・・などなど、名前を聞くだけで沸き立つような名人たちの譜がちょっとした解説付きで紹介されています。

古碁というのもまた、現代碁とは違った味があっていいんですよね。ちょこちょこと挟まれるエッセイも地味に好きです。

推奨棋力:全棋力
オススメ度:★★☆

 

名局セレクション 力闘の棋譜

主に韓国プロ棋士の棋譜がまとめられてます。年代的には2000年前後のものが多くて、だから曺薫鉉とか李昌鎬とかそこらへんのレジェンド棋士の棋譜が多い。

解説は少なめでその分棋譜の数が多いです。細かく解説のついた棋譜本もいいんだけど、いちいち読みながら並べるのは結構しんどかったりしますよね。そういう時にこれくらいのあっさりした本もあると捗ると思います。

推奨棋力:有段者〜
オススメ度:★★☆

 

名人・名局選 秀栄

十七世、十九世と二度の本因坊を継いだ名棋士秀栄の打ち碁集です。

彼の碁は非常に明るく、いかにも高手らしい軽妙で筋のいい手が多いのが魅力です。並べていて惚れ惚れしてしまいます。

しかし、そんな秀栄でも若年の頃は秀甫に軽くいなされているような棋譜も見られ、様々な高手の名局が見られるのがこの本のいいところです。

推奨棋力:全棋力
オススメ度:★★☆

 

その他

囲碁AI新時代

今や人間と棋力を競う段階を超えたようにも思われる囲碁AI。

以前から囲碁ソフト開発に携わってきた一流棋士・王銘琬さんが、ここ最近の囲碁AIの発展やそれに伴って生まれた新しい打ち方などについて詳しく解説されている本です。

とにかく情報の鮮度が新しい。1月に出現したMasterについてなども、3月出版のこの本に載っていますからね。

囲碁AIの打ち手には従来見られなかった手も多く見られましたが、我々アマチュアレベルではその理由や意味がよく分からないことが多かった。

そんなAIの手の意味や、それが碁の考え方にどのような影響を与えたかなど分かりやすく書かれています。

また、囲碁ソフトの仕組みなどについても触れられています。

ぜひ読んでおきたい一冊。

推奨棋力:全棋力
オススメ度:★★☆

 

勝ちきる頭脳

つい最近出たばかりの新刊。井山裕太九段が勝負師として自らの戦い方を綴った面白い本です。

将棋の羽生さんはよくこういう類の本を出してますが、囲碁棋士が書いたものはあまり多くないんじゃないでしょうか。
対象棋力:全棋力
オススメ度:★★☆

 

韓流 囲碁が驚くほど強くなる本 ~誰も言わなかった38の法則~

韓国囲碁を一気に世界レベルまで引き上げ、李昌鎬をも育て上げた天才棋士・曺薫鉉九段。

そんな薫鉉先生が、インタビュアーからの質問に答えながら、一局一局を解説していく、という構成になっています。

この本はもちろん囲碁の勉強に役立ちますが、読み物としても面白い。棋士の一手一手に鋭い分析を加えながら、時には自身の体験や辛口の冗談も織り交ぜ、楽しみながら実力をつけられる内容になってます。

推奨棋力:有段者〜
オススメ度:★★☆

 

王銘エンの囲碁ミステリーツアー

ストーリー仕立てのユニークな棋書。囲碁に関する様々な「謎」について、”メイエン探偵”が探っていくというストーリー。

「「耳赤の一手」の真実」や、「1と2/3目の真実」など、普通に読み進めていくだけでも十分楽しめる内容です。もちろん勉強にもなるでしょう。

章の間に挟まれるちょっとしたコラムのような「呑み処「はざま」メモ」も面白い。対局の裏話や棋士の本音をちょっとだけ覗いたような気持ちになれます。

推奨棋力:有段者〜
オススメ度:★★★

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